「今年の夏って、異常だった?」──そんな感覚の正体を探る
2025年の夏、あなたはどう感じましたか?
「毎年暑いけど、今年はちょっと違った気がする…」そんな声が増えています。
この記事では、2020年〜2025年の6年間のデータをもとに、
2025年の暑さが「どの位置づけ」なのかをグラフとともに視覚化してみました。
過去6年間の猛暑データを比較してみた【グラフ】
▶ 比較した項目
- 平均気温(7月・8月)
- 猛暑日(35℃以上)の合計日数
- 熱帯夜(25℃以上)の合計日数
- 平均相対湿度
※気象庁「過去の気象データ」を参考に作成
▶ グラフ表示エリア
過去6年の夏の特徴まとめ
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2020年
- 比較的穏やか
- 冷夏傾向(梅雨が長引いた)
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2021年
- 猛暑日は少なめ
- 湿度が高く、蒸し暑さが印象的
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2022年
- 猛暑日が多め
- 6月からすでに厳しい暑さが続いた
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2023年
- 記録的猛暑
- 熱中症による搬送数が過去最多を記録
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2024年
- 平均気温は平年並み
- 湿度が非常に高く、体感的には暑く感じた
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2025年
- 体感的にも異常な暑さ
- 夜間も気温が下がらず、蒸し暑さが続いた
2025年の夏が「特に異常だった」理由
- 夜も下がらない気温 → エアコンつけっぱなしが当たり前に
- 湿度×気温のダブルパンチ → 体感温度40℃超えの日も
「日中より、夜の暑さが辛い…」という声も増え、生活リズムに影響が出た夏でした。
来年以降に向けた暑さ対策、できていますか?
2025年の経験をもとに、来年以降の準備も始めましょう。
- 室内熱中症への備え:サーキュレーター、遮熱カーテンなど
- スマートウォッチや温湿度計で、体調と環境の可視化
- エアコンのフィルター掃除をこまめに
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おわりに:体感とデータの“すれ違い”に気づくとき
「暑かったね〜」で終わらせずに、
記録と感覚のギャップを知ることが、未来の暑さ対策につながります。
2025年の夏は、ただの猛暑ではなく、記憶に残る“異常”な夏だったのかもしれません。