
GA4を開いた瞬間、数字と指標の多さに戸惑った経験はありませんか。マイロード。
すべてを理解しようとすると、判断が遅れ、改善も止まってしまいます。そこで本記事では、日々の運用でまず確認すべき「最低限の3指標」に絞り、定義・確認ポイント・改善アクションを丁寧に整理します。
結論は明確です。「ユーザー」「セッション」「エンゲージメント率」。この3つを習慣化すれば、サイトの状態と次の一手が見えてきます。
なぜ3指標だけで十分なのか
GA4の指標は専門的で、深掘りすれば無数に存在します。しかし、日常運用で必要なのは次の3要素です。
- 来ているか(規模・露出)
- 訪問が発生しているか(流入量・再訪)
- 意味のある滞在か(質)
この3点を押さえるだけで、問題の切り分けが可能になります。
- ユーザー↓・セッション↓:露出や流入の課題
- ユーザー→・セッション↓:再訪・回遊の課題
- ユーザー↑・セッション↑・エンゲージメント率↓:内容や導線の課題
まずは“健康診断”として、この3指標だけを見ます。
ユーザー(Users)|人が来ているかを確認する
指標の意味
ユーザーは、指定期間にサイトを訪れた重複のない利用者数です。GA4では文脈により「アクティブユーザー(一定条件を満たしたユーザー)」として扱われる場合があり、どのユーザー指標を見ているかの確認が重要です。
確認ポイント
- 過去7日・28日での推移
- 前週・前年同期間との比較
- 検索・SNS・参照元ごとの変化
注意点
- 日次の増減で判断しない(曜日要因が強い)
- 計測タグや同意設定の不備で数値が落ちる場合がある
改善アクション
- 既存記事のリライト(タイトル・導入・見出し)
- SNSでの再告知(切り口を変える)
- 内部リンクの追加で入口を増やす
セッション(Sessions)|訪問の回数と再訪を読む
指標の意味
セッションは、ユーザーの一定時間内の行動のまとまりです。1人のユーザーが複数回来訪すれば、その分セッションは増えます。
確認ポイント
- セッション数の推移
- ユーザー数との関係(再訪の兆候)
- デバイス別の偏り
注意点
- セッション増=成功とは限らない
- 短時間離脱が増えると“質”は下がる
改善アクション
- 記事末・本文途中に「次に読む」導線を設置
- トップページで最新・重要記事を強調
- 更新頻度を安定させる(週1でも可)
エンゲージメント率(Engagement rate)|意味のある滞在か
指標の意味
エンゲージメント率は、エンゲージメントのあったセッションの割合です。GA4では、次のいずれかを満たすとエンゲージメントと判定されます。
- 10秒以上の滞在
- 主要イベント(キーイベント)の発生
- 2ページ以上の閲覧
確認ポイント
- サイト全体の推移
- ランディングページ別の差
- 流入元別の傾向
注意点
- 業種・目的で“適正値”は異なる
- 絶対値より自サイト内の推移を重視
改善アクション
- 導入文で「結論と読む価値」を明示
- 見出し構成を整理し、流し読みでも理解可能に
- 本文途中に内部リンクを配置
毎週10分で回す実務ルーティン
- 期間を「過去7日」「過去28日」で固定
- ユーザー → セッション → エンゲージメント率の順に確認
- 変化があった週だけ、流入元とランディングページを深掘り
深掘りは“必要なときだけ”で構いません。継続できる運用が最優先です。
まとめ
- ユーザー:来ているか
- セッション:訪問が発生しているか
- エンゲージメント率:意味のある滞在か
この3指標を毎週確認するだけで、GA4は実務に耐えるツールになります。
マイロード、指標を絞ることは妥協ではありません。迷いを減らし、改善を続けるための最短路です。