
株のソフトを作ることになった話|思いつきから始まる開発の楽しさ
導入文
「ちょっと思いついただけなんだけど…」
そう思って触り始めたコードが、そのまま一つの“作品”になっていく瞬間ってありますよね。
今回のテーマはまさにそれ。
“なんとなく”から始まった小さなアイデアが、気づけば株価データを取得し、グラフを描き、リターンを計算する本格的なツールへと育っていく──そんなプロセスをまとめた記事です。
開発の裏側や、なぜ作る意味があるのか、どんな気づきがあったのかを深掘りしながらお届けします。
思いつきで株のソフトを作った理由
開発を始めたきっかけは“必要性”よりも“好奇心”
- 毎日スマホで株価を見るだけでは物足りなくなってきた
- 「自分で計算したらもっと納得できるのでは?」という気持ち
- 技術の実験としてちょうど良かった(Rust、WASM、TypeScript、API 取得など)
ここで重要なのは、“必要だから作る”ではなく “気になるから作ってみた” という軽さ。
むしろその軽さが、開発を前へ進めてくれます。
まずはデータを取ってみた(サブクエリ:株データの取得方法)
Stooq の CSV API を使うと、意外とあっさりできた
- API キー不要
https://stooq.pl/q/d/l/?s=7203.jp&i=dのようにティッカー指定だけで取得- 日本株・米国株どちらも対象
- 失敗したときはローカル CSV にフォールバックする仕組みを追加
検索意図への回答
「どうやって株価を取るの?」に対し → 無料で簡単に取れるルートがある
洞察
API キー不要というシンプルさのおかげで、「まず触ってみる」に最適。
行動案
Stooq とローカル CSV を組み合わせ、自前データベースのように扱える。
グラフを描いてみた(サブクエリ:チャート描画ライブラリ)
LightweightCharts を採用
- TradingView が公開している軽量チャート
- ローソク足の描画が異様に速い
- 数十行で簡単に表示できる
- WASM とも相性が良い
ここで初めて“見える化”されて、
「お、これはちゃんと動いてるぞ」と手応えが生まれる瞬間が来ます。
計算も Rust/WASM に任せる(サブクエリ:高速化の意味)
なぜわざわざ WASM?
- JavaScript より高速にデータ処理できる
- Rust で calc_return や calc_hold_return を実装
- ブラウザの UI とは独立した安全な処理が可能
- ブロックせず動くため UX が向上
検索意図への回答
「WASM で何が得?」→ 重い計算が軽くなる
提案
大規模データを扱う予定がなくても、早めに WASM 化しておくと後々楽。
「意味あるのかな?」という気持ちとの向き合い方
結論:意味があるかどうかは後から決まる
- “自分で作る”ことで株価の動きへの理解が深まる
- 市販ツールでは得られない“納得感”がある
- 将来的に機能が増えれば普通に便利なアプリになる
- 経験は必ず別の開発に転用できる
正直、最初は“なんとなく”でも良いんです。
走り出したアイデアは、途中で育つ。
むしろ、意味を最初から求めすぎると何も始まらない。
これから追加したい機能
具体的に広がりが見えてきた
- ティッカー検索の強化(日本語・英語どちらも)
- 過去データのバックテスト
- S&P500 や TOPIX との比較
- 売買ポイントを可視化するアルゴリズム実験
- モバイル UI の最適化
こうやって“ほしい機能”を書き出すだけで、開発のモチベーションがもう一段上がります。
まとめ
- ちょっとした思いつきで始めた株ツールが、意外と本格的になっていく
- Stooq の CSV を使えば無料で簡単にデータ取得ができる
- グラフは LightweightCharts、計算は Rust/WASM が相性抜群
- 作る意味はあとからついてくる。まずは触ってみることが大事
次のアクション
→ まずは一つ「自動化したい作業」を見つけて、それをコードにしてみてください。
思いつきから始まるプロジェクトほど、長く続きます。
Discover向けテキスト(短文)
思いつきで始めた株ツール開発が、意外と役立つ“学びの宝庫”に。無料APIでデータ取得、軽量チャート描画、WASMで高速計算──初心者でも意外と簡単に作れます。まずは気になることを一つ自動化してみては?