Macを新しく導入したときに気になるのが、セキュリティ。
最近は「インフォスティーラー」と呼ばれる情報窃取型マルウェアが話題になっています。これらはID・パスワード、クレジットカード情報を盗み出すもので、WindowsだけでなくMacでも油断はできません。
そこで私が真っ先に導入したのが、LuLu(ルル) という無料のファイアウォールアプリです。
なぜLuLuを選んだのか
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完全無料・オープンソース
有料のセキュリティソフトもありますが、LuLuは誰でも使えるオープンソース。信頼性と透明性が高い点が魅力でした。 -
通信を監視・ブロックできる
アプリが外部にデータを送信しようとすると、ポップアップで通知。許可・拒否を自分で選べます。怪しい挙動を見逃さない仕組みです。 -
軽量でMacに最適化
常駐しても動作が重くならず、普段使いの快適さを損ないません。
導入の流れ
- Objective-See公式サイト から最新版をダウンロード。
- dmgファイルを開き、アプリケーションフォルダにドラッグ。
- 初回起動時に管理者パスワードを入力。
- 設定画面から「新しい接続を警告」にしておけば、外部通信を確認できます。
インストール自体はシンプルで、5分ほどで完了しました。
使ってみた感想
- SafariやVSCodeなど、最初は多くのアプリが「通信していい?」と聞いてきます。
- 一度許可すれば次からは自動でOKになるので、手間は減ります。
- 怪しい通信を発見したときに即ブロックできる安心感は、Macを導入したばかりの私には大きな支えでした。
まとめ
Macは比較的安全だと言われていますが、完全に無防備ではありません。
特にインフォスティーラーのような脅威は、**「いつ自分の環境に忍び込むか分からない」**のが怖いところ。
LuLuは「必要な通信だけを許可する」というシンプルな考え方で、Mac初心者でも扱いやすいセキュリティ対策だと感じました。
これからMacを使う方には、最初のセキュリティ対策としてLuLuを入れておくのを強くおすすめします。
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