「またバグか…」「環境構築でつまづいた…」
開発をしていると、こうした小さな“つまずき”が積み重なります。
でも最近、VSCodeに CODEX拡張 を導入してみたところ、作業が驚くほどスムーズになりました。
この記事では、その体験を丁寧に紹介します。
CODEX VSCodeとは?
OpenAIが開発した新しい コード支援エージェント。
VSCode拡張として提供され、以下の3つのモードを切り替えて使えます。
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Chatモード
ChatGPTのように会話形式で質問できる。コード解説やエラー解決に便利。 -
Agentモード
プロジェクト全体を見渡し、ファイル単位でリファクタリングや修正を提案してくれる。 -
Full-Accessモード
リポジトリ全体を操作し、PRを作成するなど“開発の相棒”として動いてくれる。
これまでの「コード補完AI」とは一線を画す存在です。
実際に使ってみて驚いたこと
1. エラー解決が一瞬
ターミナルでエラーが出ても、コピーして貼り付けるだけで解説と解決法を提示。
ググって記事を渡り歩く時間が一気に短縮されました。
2. 環境構築のサポート
「Next.jsの最新環境を立ち上げたい」と相談すると、npx create-next-app
のコマンドから依存関係の説明まで一気にセットアップ手順を生成。
初心者でも迷子になりにくいです。
3. リファクタリングの提案
関数が長くなってしまったコードを見せると、「分割して責務を整理しましょう」と具体的に修正案を提示。
レビューを受けているような安心感があります。
GitHub Copilotとの違い
- Copilot は「コードの自動補完」に強い。
- CODEX は「リポジトリ全体を俯瞰し、タスクを遂行」できる。
つまり、Copilotは「手元での補助」、CODEXは「チームの相棒」という印象でした。
両方併用すると最強かもしれません。
気づいた課題点
もちろん完璧ではありません。
- プレビュー版のため、まだ一部機能が不安定
- ネットワーク環境によって応答が遅いことがある
- 大規模リポジトリでは処理に時間がかかる場合も
ただし「AIがVSCode内で動き、開発を代行する」という未来像を感じられる点は大きな魅力です。
まとめ:もう“VSCodeの中にAIエンジニアがいる”感覚
CODEXをVSCodeに入れてから、開発は本当に楽になりました。
特に「調べる」「修正する」「相談する」といった工程が一気に時短されます。
- 小さなエラーで立ち止まらない
- コードの整理も自動で提案してくれる
- PR作成まで任せられる
これまでの「AI補完」とは次元が違い、まさに “もう1人の開発者がVSCodeに住んでいる” 感覚でした。
👉 あなたは普段の開発で「どんな場面でAIに助けてもらいたい」と思いますか?
コメントやフィードバックでぜひ教えてください。