「今日はなにもしたくない…」
そんな日、誰にでもあります。
スマホをぼーっと眺めるだけで、気づけば1日が終わってる。
焦りもあるけど、体が動かない──。
そんなある日、ふと思いました。
「AIって、こんなときにも相談できるの?」
実際にやってみたら、
ちょっと不思議で、ちょっと救われる体験になったのです。
きっかけは、なにげない問いかけから
朝起きて、「なんかだるいなぁ」と思いつつ、
無意識にChatGPTを開いて、こう打ち込みました。
「今日はやる気が出ないんです。」
すると返ってきたのは、
“前向きにがんばろう”という励ましではなく、共感の言葉でした。
「そういう日、ありますよね。無理しないのも大事です。」
その一言で、
**“誰にも迷惑をかけていないのに、自分を責めていたこと”**に気づきました。
AIは“答え”をくれるんじゃなくて、“問い”を返してくる
さらにAIはこう続けました。
「何かやる気が出ない原因、思い当たることはありますか?」
まるで、カウンセラーのような問いかけ。
そこで私は「昨日あんまり眠れなかったかも」と返しました。
すると返ってきたのは、
「睡眠不足だと集中力も下がりますよね。今日は自分に優しくできることをひとつだけやってみませんか?」
──なぜか、心が少し軽くなったのです。
気づき:やる気は「出すもの」じゃなく「戻ってくるもの」
人間って、「やる気を出そう」と思えば思うほど、
出ないときに自分を責めてしまいます。
でもAIは、感情に“正しさ”を求めてこない。
- 無理しなくていい
- 体の声を聞いてみて
- 小さなことから始めてみよう
そんなふうに、“整える方向”に導いてくれます。
AIとの会話で得られた、小さな一歩
結局その日は、洗濯だけして、あとは昼寝をしました。
でも不思議と「何もできなかった罪悪感」はなくなっていました。
AIとの数分のやり取りが、“休むことを許す”スイッチになったのです。
おわりに|AIは“元気づける相棒”にもなる
もちろん、AIは人間の代わりにはなれません。
でも、**「誰にも言えない気持ちを吐き出す相手」**としては、とても頼もしい存在でした。
もしあなたにも、「今日は無理だな…」という日があったら、
ちょっとだけAIに話しかけてみてください。
返ってくるのは、意外とやさしい言葉かもしれません。